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冬の桜
涙でいっぱいだった送別集会とは違い
今日の3年生は立派だった。
素晴らしい合唱に来賓席からも
大きな拍手が沸き起こった。

子ども達のまっすぐな
眼差しと合唱には、
やっぱりグッときてしまう 


いい卒業式だったな。
来年は末っ子三男の卒業式
・・・ハンカチ1枚で足りるかな 


式が終わり、校長室で
現P、旧Pとお茶をいただきながら
終わりのない話に花が咲く。
そして・・・
教頭先生の気遣いで
校長先生から一言をいただく。


『・・・式の間我慢していたけど・・・』
声が涙に変わってしまった。
5年前に、この学校に来て下さって
初めて見る先生の涙だった。


この春で定年退職の校長先生。
先生にとっては
この1年すべてのことが
ひとつひとつ最後の仕事として
思いをはせていたことでしょう。


5年前に赴任されてすぐ 
学校で大きな出来事があった時
私達と先生の結束が急速に深まった。
そして今日まで本当に
良くしていただいた。



『 感謝 』である。



校内の片隅に
薄桃色の花をたくさんつけた
『 桜 』が希望の光のように
見事に咲いていた。
教頭先生にお聞きすると
学校敷地内の桜の枝を1週間前に切って
今日この日に開花するようにして下さったそうだ。
しかも その提案は用務員さんからとのこと。



主人と私の母校でもあり
長男から始まり10年もお世話になっている
この中学校で 初めて見る光景だ。

『 人 』のあったかさに

ここ数日間固まっていた

心が解ける気がした。

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 まま~『 さくら 』っておいしいですか?
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[2011/03/15 23:12 ] | 学校 | コメント(3) | トラックバック(0)
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